再生

≪もう一度生まれたい≫
この1年ほど内側に溢れる
言いようもない刹那さや情動
悲鳴にも似た思いに
心を突き動かされていました

≪再び生まれたい≫
でも生まれ変わりたいのではない

死を恐れるから≪生きること、生存すること≫に
執着するのだけれど
≪生まれたい≫と言うのは
どうもその死への恐れとは違う気がしました

師と呼ぶかたに
「登山やマラソン、スポーツ選手のように汗を流して
努力して、辛さや苦しさを乗り越えて恐怖や挫折を克服して
頑張り切って自分の足でゴールした時の感動や達成感を
私も体験したいんです」

「何だかうわぁ~んて赤ちゃんや子供のように
大泣きしたい、いっぱい涙をあふれさせたい、
思いっきり叫びたい衝動にも似ている気がする」
と話しました

と、同時に
「そうか、生まれたいんだ
生まれ変わりたいんではなくて
もう一度、生まれたいんだ」

「殻を破るように、潜水して水面に顔を出した瞬間のように
何かを突き抜けて生まれたいんだ」
と言う願望に気づきました

師が「その事象と限りなく似ているのは赤ちゃんの誕生だ」
と教えてくれました

その瞬間、すべての謎が解けたのです

母の胎内に帰りたいとは違う
生まれ変わって人生をやり直したいのも違う

産道を出て大気を吸いこんだ瞬間の自分に
原型に戻りたいんだ
「生まれる」ではなく「生まれた」ことを再認識したいんだ
つまり自分(自己)回帰したい
「わたし」と出逢いたいんだ
そういうことだろうと納得しました


冒頭の山登りの頂上到達やマラソンのゴールに
心を打たれ、とてもうらやましく思うのは
その姿があまりにも美しく達成感にあふれ
何かを突き抜けて余分なものをそぎ落とした神々しさを
感じるからなのだろうと今さらながら気づいたのです

けれど感動をしている聴衆・観衆の私とは別で
当事者のかたたちは意外にも覚めて平静で
爽快感を持ちながらも現実を認識していたり
まったく違うことが思い浮かんだり
身体的な疲労による思考停止なども起こるようです

と言っても当事者ではない私は
≪私もあの場所にいたい、あの舞台に立ちたい≫
≪同じような感動を得たい≫
そんな憧れを持ちながらどこかで無理だと思う自分がいるのです

実際に山登りをすることになったら
スケジュール調整や準備しなければならないもの
荷物の多さと重さに寒さ暑さも嫌だし
しんどくて挫折したらヘリで救助してもらいたいとか
マラソンどころかウォーキングも苦手だし
普通に歩くだけで汗を流すことはあまりないし

汗を流すほどに体を動かしていない自分
汗による自浄作用、デトックスをしていない自分が
どこかなまけている気がしていたのです
何だか落第点を取っているような。。。
汗を流さなくちゃいけないと思うほど
気が乗らないしおっくうになる

体育会系の生き方への憧れとともに
妙な焦りを感じていたのでした

でも、そんな思いもすべてまとめて
まぎれもなく≪生まれた≫体験をしている私

この事実をあらためて知った時
救われた気がしました

大丈夫だよ
あなたはちゃんとその体験をしているんだよと
生まれた自分がとても愛おしく
頑張ったねと包んであげたくなりました

こうして再び生まれたことを
満月の夜に伝えたくて


2018/3/31 by momoka






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